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【ノリタケの森】 フォトギャラリー
◆概要
2004年創業100年を迎えるノリタケカンパニーの記念事業として、発祥の地である本社工場敷地内に
企業文化を発信するノリタケの森を創造しました。本社工場は、生産拠点としての役割を終えています。
そこで、工場の一部を解体し、都市の自然を回復し市民に開放された緑の拠点をつくることで、地域に
根ざした企業姿勢を表明し、同時に食文化に対するノリタケのブランドアイデンティティの構築を目指し
ました。工場敷地内の様々な産業資産をデザイン要素として活用し、ノリタケの歴史性や固有性の高い
空間を創造しています。
◆ノリタケの歴史
1876年(明治9年)、鎖国が解かれてからまだ間もない時、オシャニック号という商船でアメリカに旅立った若者が
いました。幕末の開国以来、欧米列強との不平等条約に悩まされていた日本。国家経済を支える金が大量に流出
する現実を懸念し、その克服のためには自ら海外に出てビジネスをするしかないと、若者ははつらつとした使命感を
胸に、海を渡ったのです。彼に志を説き送り出したのが、ノリタケ創設者・森村市左衛門。この大志を抱いた弱冠22歳
の若者・森村豊の兄でした。そんなふたりに知識を授け励ましたのは、あの福沢諭吉です。
ノリタケの歴史は、森村兄弟が1876年銀座に貿易会社『森村組』を設立、78年に豊の渡航先・ニューヨークで
『森村ブラザース』を結成し、日本の骨董品や陶磁器、人形などをあつかう貿易業を開始したところから始まります。
やがて、自ら製陶工場を持ち、本格的陶磁器業で世界のマーケットに進出し、ノリタケ・チャイナというブランドで世界的
に親しまれる洋食器メーカーに至ります。
◆見所
名古屋駅から徒歩15分程度の場所にありながら、緑豊かな広い敷地の中にあり、都会のオアシスと言った趣
です。敷地内には、ノリタケミュージアムを始め、レストラン、アウトレットショップなどがあり、ゆったりと楽しい時
間が過ごせます。
また、クラフトセンターでは、画付け体験コーナーがあり、マグカップやお皿に画付けを体験できます。作品は後日
宅配便で送ってくれます。
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