フランス旅行、4日目です。
本日は「モンサンミッシェル1泊2日の旅」の後半、いよいよ、『モンサンミッシェル』 見学です!
その前に、
■腹ごしらえ in AREANE
昨日の『夜のモンサンミッシェル』に続いて、モンサンミッシェル観光の本番、『昼のモンサンミッシェル』です。出発に備えて、まずはホテルで腹ごしらえです。
すっかり、フランスの朝食にも慣れてきました。ちょっと、慣れすぎて、お米が懐かしい。。。

■朝の『モンサンミッシェル』
再び、バスでモンサンミッシェルへレッツゴー。
『夜ノモンサンミッシェル』とは、また、違う景観が眼前に現れます。周りの風景がよく見える、朝はいっそう、『孤高のモンサンミシェル』を感じさせます。

モンサンミッシェルとは?
司教オベールが、大天使ミカエルのお告げにより、海に浮かぶ岩山に聖堂を建立したのが708年。拡張を繰り返し16世紀に完成しました。一時期、要塞や牢獄となりながらも、1966年からは修道院として現在に至っています。
入り口の案内板
さすが、世界遺産にして、「西洋の驚異」の称されるモンサンミッシェルです、ご丁寧に、日本語の看板が出ています。が、この先、日本語を見ることはありませんでした。
■参道 グランドリュ
修道院まで続く曲がりくねった細い坂道でレストランやみやげもの屋が軒を連ねます。
モンサンミッシェルの名物と言えば、オムレツです。最も有名なお店が「プラールおばさんのオムレツ」です。
プラールおばさんのオムレツ
ここ、モンサンミッシェルの名物料理は「オムレツ」です。もともと、修道院だからかな?
最も有名なのが「プラールおばさんのオムレツ」です。トロトロになる迄、卵をかきまぜています。今回は、割愛しましたが、お値段も結構するそうですが、行く価値は大いにあるとのこと。
■修道院
18世紀末のフランス革命時に修道院は廃止、1863年まで監獄として使用されていましたが、ヴィクトル・ユゴーがナポレオン3世に呼びかけ、1865年に再び修道院として復元されて、ミサが行われるようになったそうです。
ファサード
教会のファサードは、ネオクラシック様式。
■ラ・メルヴェイユ
メルヴェイユとは「驚異」を意味し、3層構造の空間。3階に造られたゴシック様式の回廊に囲まれた中庭は圧巻です。ちなみに、元々はロマネスク様式でしたが、13世紀に崩壊してしまって、ゴシック様式で再建したものである。

ラ・メルヴェイユの回廊
「驚異中の驚異」と称えられる、精緻な装飾を施した列柱が美しい回廊は、修道士が瞑想にふけていたそうです。
迎賓の間
巡礼にやってきた王や貴族たちを迎える部屋で、ゴシック最盛期の様式なのだそうです。
■修道院 聖堂
1523年に完成、差し込む光の効果を考えて造られた聖堂奥のゴシック様式の内陣です。
11世紀の建立時のロマネスク様式の身廊はは半分ほどしか残っていないそうです。
大天使 ミカエル
剣と秤を持った大天使ミカエル像。ミカエルは天使の軍団長で「ヨハネの黙示録」では悪魔の象徴である竜と闘ってこれを打ち負かした。また、最後の審判では死者の魂を秤に掛け、選ばれたものだけを天国に導いたという。
足で踏みつけているのは、退治したドラゴン。ドラゴンは退治したら小さくなった?
■モンサンミッシェルの城壁
モンサン・ミッシェルの島は南にある入口から、東側約半周を城壁で囲まれています。修道院と要塞の混在が歴史を語っています。
■さよなら、モンサンミッシェル
遠ざかるバスの中から、羊とともに。

■港町 オンフルール
モンサンミッシェルを満喫して、パリへ凱旋、道中に訪れたのが、港町の「オンフルール」です。
セーヌ河口にある古い港町「オンフルール」。セザンヌやモネといった画家たちがここを訪れ、のどかな港の風景をしばしば描いたという。

ノルマンディー地方の名産 「シードル」
ここ、ノルマンディー地方の特産の一つが、リンゴを発酵して作られるアルコール飲料の「シードル」です。リンゴのあまーいお酒です。

フランスのお菓子「マカロン」
最近、日本でも専門店が出来て、めっきり市民権を得たマカロン。色鮮やかなマカロンが店頭にディスプレイされており、かわいい港町「オンフルール」を演出しています。

■フレンチ ディナー MOLLARD
バスの長旅を終えて、無事にパリに到着。ホテル近くのレストラン「MOLLARD」に夕食へ。
カモのコンフィ
響きがよいので、「カモのコンフィ」をセレクト。味は最高です。「フランス旅行1日目」でも、書きましたが、このお店、ボリュームがすごい。添え合わせのフライドポテトが莫大です。(でも、一日目のフライドポテトとは違うタイプです。)
鯛のポワレ
お魚料理も、ソースの見た目程、味は濃くなく、繊細なお味でGoodでした。
これにて、フランス旅行4日目は終了です。
2日かけて巡った『モンサンミッシェル』でしたが、うわさ以上の感動でした。夜のモンサンミッシェルは実に幻想的な顔で、昼間とは一味違います。
フランスに行く際には、是非、モンサンミッシェルで1泊して、『朝の姿』と『夜の姿』を両方を堪能下さい。
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